キングギドラの日常

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廊下の床を張りかえるDIY(根太工法)

古民家再生プロジェクト!

廊下の床がふかふかな部分が多数
(;^ω^)
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床が抜ける可能性もあり危険なので

コストを抑えるのと

強度を増すために

自分で張り替えていきます。



廊下概要

床面積:約9.9㎡
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購入物品

・タフリビングネオミルベージュ 3箱:23940円
(1箱:6枚入り 約1坪分)
・タフリビングネオミルベージュ1枚売り 2個:2760円
・床職人1個:1042円


・赤松KD垂木 45×45×1985 14本:5712円
・スリムビス65mm:1280円
・フィニッシュネイル40mm:896円

総額:35630円

必要道具

・電動丸のこ
・電動マルチ


・バール
・金づち
・電動フィニッシュネイル
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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電動マルチ・フィニッシュネイラーはあるとすごく作業効率は上がります。

床の解体

.現在の床の厚みを確認するため、根太のなさそうな部分を電動丸のこで切り抜く
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床材の厚みは最低12㎜はあるため、丸のこの刃の長さを12㎜ぐらいに調整してからカットすることで、根太を切ってしまうことはありません。

床の厚みは12㎜で根太の上に捨て貼りはない状態でした。
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.丸のこの刃を12㎜出るようにして床をカットする
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.床材は釘で固定してあったのでバールで床をめくっていきます
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.根太に残った釘は全て抜きます
釘が錆びて頭が取れてしまう事が多く、抜けない釘は金づちで潰すか、マルチでカットしました。

.壁際に残った床材は壁の下にもぐりこんでいるので引き抜くか、マルチで壁に沿ってカットします
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床下のチェック

床下の根太や基礎は湿気でカビが生えてることはありましたが、シロアリ被害はない様子



床材の張り方の考察

根太の上に12㎜厚の合板を捨て貼りをして、床材を張った方が強度もでるので、本当は捨て貼りしたかったんですが、そうすると現在の床より12㎜厚みが出るため扉の敷居よりも床が高くなってしまう。(;^ω^)そうすると、扉が床に当たって開かなくなってしまうので、根太を倍に増やして捨て貼りはせず、床材を張ってくことにしました。

根太を設置

.根太材を廊下の幅に合わせてカットして65㎜ビスで固定
本当は水平レベルを出して既存の根太と高さを合わすんですが、結構にゆがみや高さにばらつきがあったので、1本1本調整しているとめっちゃ時間がかかるんで、上がり框の部分だけ根太の高さを調整しました。
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白っぽい新しい根太が増やした根太です

床材を設置

.床材を仮置きする
1列目に何枚必要で端の床材が極端に短くならないかなどチェックする
写真だと1列目が床材が3枚必要だとわかる。
また、床材の両端は根太の上で繋がるようにしないと、強度が弱くなり床が沈んだり浮いたりしてしまうので、根太の上で繋がるような配置をチェック
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.壁の出っ張りなどの形に合わせて床材をけがいてカット
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床材をカットする時はカットした端がめくれないように、マスキングテープをカットする部分に貼ってからカットします。
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これが隙間なくピッタリの形にするのは結構に難しいんですが、多少の隙間はご愛敬です。あまり隙間が目立つならコーキングで埋めるか、巾木で隠すかですね(;^ω^)

.右角から床材1枚目を張るため、床職人ボンドを根太にしっかり塗ってから床材を置く
床職人のボンドを使うことでボンドがクッションになり床鳴りを抑えたり、床材と根太がしっかり接着されます。
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ボンドは取り除くことが難しいので、余計な所に付いた場合はすぐに拭き取りましょう。
なので板材からはみ出して塗ったりすると、知らない間にボンドを踏んで床に点々とボンドが付いてしまっていることもあるので取り扱い注意です。

.壁下の隙間に床材をはめ込んで仮置きする
床材の両端は雄ざねと雌ざねがあるので雄ざねが貼り始めの壁に付くようにします。

.床材1枚目の左に2枚目を2~4の手順を繰り返して仮置きする

.3枚目を必要な長さにカットしてはめ込む
今回は巾木をしない予定なのできっちりはまるように隙間ができるだけ出来ないようにカットしました。
ぴったりはまるように床材をカットしているので、雄ざねがつぶれないように根太の端材を当て木にして当て木を金づちで叩いてはめ込んでいきます。
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.1列目の床材の雄ざねに45度の角度でフィニッシュネイルを打って床材を固定
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.壁際以外は1~7を繰り返していきます
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無垢材だと湿気や気温で木が膨張や収縮するため数ミリ隙間を空けてはめ込んでいきますが、今回は合板フローリング材なので、床材同士の隙間は空けずにしっかり詰めてはめ込む

.最後の1枚は雄ざね部分を斜めにカットして雌ざねの下の出っ張り部分だけカットして上からはめ込む
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最後の1枚は隠し釘で固定して、ボンドが固まったら釘頭を取るようにするんですが、ぎっちぎちに床材がはまってたので板が浮いてくることはなかったので、隠し釘の処理は省きました。

完成

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壁際を細かく見ると隙間もあります(;^ω^)

でも素人仕事にしたら上出来ではないでしょうか(^^)v

床のふかふかも直って古臭い感じも大分改善しました。

作業時間は当初2日を予定してましたが、3日かかりました。

廊下の形がいびつなので、けがくのに四苦八苦した分作業時間が延びちゃいました。


以前無垢材フローリングを張った記事もあるのでご参考になれば
ghidorah.hatenablog.com

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