庇(ひさし)を短くするDIY
古民家再生プロジェクト!
ちょっと変わった構造の古民家で
車庫のコンクリート壁と下窓の庇で
庭までの通り道がめちゃくちゃ狭い!
これでは庇に当たらないように
体をかがめないと通れない(;^ω^)
なんとか、この幅を広く取りたい!
車庫のコンクリートは耐久性からも削れない
ので、庇を短くしてみました。
必要工具
・バール
・ペンチ
・金づち
・電ノコ
・作業グローブ
(鋼板の加工の際、すごく切れやすいので必須です)
購入物品
・ラワン合板 1820×910×5 1枚:1220円
・杉 間柱 120×30×3000:1628円
・杉 KD材 2本:372円
・ガルバニウム鋼板 1820×910×5 1枚:2178円
・つかみ箸 :3630円
・防水テープ:748円
合計:12149円
作業工程
庇の板金を外す
1.バールで屋根材の板金を枠の板金から浮かして剥がす
2.枠の板金を釘を抜いて取り外す
下葺き材入ってない(@_@)
雨漏り防止として必要だとは思うが、あまり雨がかからない部分だから入っていなかったのか?
鼻隠しを撤去
1.鼻隠しの木材を釘を抜いて撤去
軒天井を撤去
1.軒天井は厚み5mmほどの合板で腐食してるので金づちやバールでべりべりとめくります
2.残った釘も残さず抜きます
格子を外す
1.目隠しの板格子を釘を抜いて撤去
窓の目の前はすぐに壁なので、何からの目隠しなのか?
垂木を短くする
1.下地板の垂木を電ノコでカット
屋根側の下地板を作成
1.屋根側の下地板を庇のサイズでカットして錆びにくいステンレス釘で固定
軒天井を作成
1.5mm厚のラワン合板で軒天井のサイズに合わせカットし、鼻隠しに差し込む分の幅も確保するように、垂木から少しはみ出した状態でステンレス釘で固定
鼻隠しを設置
撤去した鼻隠しは腐食していたのと、垂木をカットしたことで高さが合わなくなったので、新しく作り直します
1.カットした垂木の幅に合わして間柱材をカット
2.屋根側は現状の傾斜に合わせて斜めにカット
3.電ノコの深さを調整して軒天井材が入る高さに合わせて溝を作る
4.ワトコオイルで塗装
周囲の木材がやや赤みがかってたのでワトコオイルのチェリーを塗ってみましたが、結構に色味が違いました(;^ω^)
5.鼻隠しの木材は厚みがあるので65mmのステンレスネジで垂木の下地部分に固定
下葺き材として透湿・防水シートを貼る
1.屋根の下葺き材として本来ならルーフィングを貼って雨漏りを防止するのですが、余ってた透湿・防水シートで代用しました
防水性として心配な所ではありますが、もともと下葺き材がなかった部分なので大丈夫かな・・・?
2.シートはタッカーで固定
3.シートの端やタッカーの部分は防水シールで保護
庇の板金を作成
1.屋根部分の板金は再利用するので余分な板金を金切り鋏で切る
2.ガルバニウム鋼板をカットしつかみ箸で枠になるよう成形
3.屋根の板金を枠の鋼板にかぶせるようにしてつかみ箸で成形
完成
人が通れるぐらいの幅が確保できました!
板金の塗装も剥げてきているので塗装もしたかったのですが、いまいち天気も悪いのでまた時間がある時にしてみようと思います。