キングギドラの日常

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化粧板合板に壁紙を張る下地処理方法~化粧板を剥がす場合と剥がさず溝をパテ埋めする場合と2パターンあり~

木目の化粧板材の壁をダークグレーの壁紙に貼り替えました。

化粧板に溝があるので下地の処理をどうしようか試行錯誤(-_-;)

パターン1
化粧板を剥がす

下地の石こうボードの大きく凹んだ部分をパテでならす

4mm厚のラワン合板を張り付ける

シーラー塗装

壁紙を張る

パターン2
化粧板をやすり掛け

溝をパテ埋め

壁紙を張る


以上のように2パターンの工程を考えましたが

エアコン設置してある壁は化粧板を剥がすわけにもいかないので

仕上がりの違いを検証するのに2パターンともやってみることにしました。



部屋概要

8畳部屋
壁3面を化粧板の壁から壁紙に替えます

購入物品

・水性シーラーパテ 3.5kg 3325円
・ラワン合板910×1820×4㎜ 6枚 7320円
・ヤニ止めシーラー    3870円
・木工用ボンド      627円
・のり付き壁紙 ブラック 幅92㎝×24m 16320円
・マスキングテープ    483円
・マスカー        109円
・ジョイントコークグレー 437円
合計:32491円

必要道具

・丸のこ
・フィニッシュネイラー
  Or
 電動ドライバー
・電動やすり
・脚立台
・ヘラ
・撫でばけ
・竹べら
・金ベラ
・ローラー
・カッター
・替刃

作業工程

養生

コンセントカバーを外し養生する。

エアコンもカバーを外して養生
(エアコンを外すことはできないので、できるだけ壁紙の端が見えないようにしたかったので、カバーを外して作業することで、仕上がりは綺麗になります)


パターン1

化粧板を剥がす

バールを使って力任せにめくると剥がせました。
でも、下地の石こうボードも一緒に引っ付いてきて、大きく欠けてしまう部分がありました。


石こうボードの欠けた部分をパテで埋める

下地の石こうボードの大きく凹んだ部分をパテで埋め、乾燥後やすり掛けし均します。
石こうボードの表面の紙も大分持っていかれていますが、本来ならこの部分もパテ埋めしますが、この上から合板を張るので、今回はスルーします。

4mm厚のラワン合板を張り付ける

胴縁・間柱がある場所をマステでマーキングする。

壁の中央の間柱がある部分から合板を木工ボンドを塗ってから石こうボードに貼り、フィニッシュネイラーで下地材がある場所で固定。(ネジ固定でも可、しかし、のちにビス頭にパテ埋め必要)
※下地材の上にできるだけ合板の端がくるようにして固定していく。



コンセント穴も開けてコンセントを通しておく。

パテ埋め

合板同士の隙間をパテ埋めし、やすり掛けしならす。



シーラー塗装

ラワン合板からアクが壁紙に染み出てくるのでシーラーを塗る。
床や天井・柱などマスキングテープやブルーシートなどで養生してから行う。


パターン2

化粧板のやすり掛け

化粧板の表面はつるつるしており糊がひっつきにくいので、サンダーでやすり掛けします。


溝をパテ埋め

溝全てパテ埋めして乾燥後やすり掛けします。
1回ではパテがやせて、少し凹むので、パテ埋め→乾燥→やすり掛けの工程を3回繰り返しました。それでも完全に平坦にはなりませんでした(/ω\)


これでパターン1・2とも壁紙を張る準備ができました。

壁紙を張る

壁の高さから5~10cm長めに壁紙をカット

張りたい壁の床に壁紙を蛇腹に折って上部の壁紙の裏のフィルムを少し剥がして貼る用意をする

壁の上部から少し余分をもたして壁紙を張っていく

上部から空気を抜くように撫でばけで撫でながら圧着させていく。

端や角は竹ヘラを使って折り目をつける

折り目に沿って金ベラをあてて、ヘラに沿ってカッターでカット

※カッターは刃に糊が付くと切れ味が悪くなって壁紙を破ってしまうことがあるので、1辺切ったら刃を折って常に新しくしていきます。


2枚目は1枚目の端と2~3㎝ほど重ねて張ります。

重なって貼った部分の中央に金ベラを当ててカッターでカットします。

余分な壁紙を取り除きローラーで圧着させます。

以上を繰り返していきます。






コーク材で端を処理

天井や巾木と壁紙の境目の隙間を隠すのと、壁紙の端が浮いてくるのを防止するためコーキングしていきます。
コーキング材を塗る範囲でマステを貼る。

壁紙と同色のコーキング材を塗る

余分なコーキングをヘラや指で均す

コーキングが乾く前にマステを外す

最後に養生を外してコンセントカバーを取り付けていきます


完成

まずまず綺麗に張れました(^^)v

パターン1(化粧板剥がす)・2(化粧板剥がさない)の違い
《仕上がり》
パターン2では化粧板の溝が壁紙の上からうっすら浮いて見えているので、パターン1の方が仕上がりは綺麗です。

《労力》
作業時間や労力ではパターン2の方がパテ埋めを3回繰り返したので大変でした。パターン1も合板を壁のサイズに綺麗に合わしてカットするのが大変でしたね。

《費用》
パターン1の方が合板の分だけ高くなりました。



個人的にはパターン1の方が楽で仕上がりも満足するものでした。

今回エアコン周りの壁紙張りを初めてしましたが、めっちゃ難しかった!!(@_@)
なにせ狭いので作業がしづらいんですよね(;^ω^)
塗装の方が楽だったかもです。

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