キングギドラの日常

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壁にネジ・ビスを固定する時の注意点 ~壁の木下地を探す方法~

壁にネジやくぎなど打ち込むときに必要な知識として

一般的な壁は木下地の上に石こうボードが貼ってあるのですが、石こうボードは材質がもろく、フックなどをネジ固定しても重い物を掛けるとネジは緩んだり、外れたりします。

なので石こうボードの裏にある、木下地の部分にネジ固定することで耐久性が格段に違ってきます。

表面的には木下地の場所はわからないのですが、探す方法は色々あるので紹介していきます。



下地探しの豆知識

壁の基本構造として間柱・胴縁は等間隔で配置されているので、床からの高さを測ることで大体の目安はつけれます。
間柱(垂直方向):455mm
胴縁(水平方向):310mm
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https://www.toso.co.jp/products/c_rail/cr_itiran/curtain2/index.html

1.壁を叩き音が高い所を探す

業者の方など慣れた人にしかわからないと思います。
私も叩いただけでは全然わかりませんでした(^^;)

2.磁石を使う

  ※木下地と石こうボードを固定するのにネジ・ビスを使っているので磁石の反応がある所に木下地があるという事になります。

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3.下地感知器(下地検知器・下地センサー)を使用する。


下地感知器とは

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電池式でセンサーを使用した感知器です。
値段によって金属センサーが付いていたり、感知する深度や精度が変わってきます。



壁に細い針を刺し、刺した抵抗で下地を探すタイプです。
針を刺すので壁に小さい穴が開いてしまいます。

先端に磁石が付いている物もあり、このタイプが1番使いやすいようです。



私も針刺しタイプの検知器を使用して下地を探してみます。

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手順1
メジャーで床からの高さを測り310mm間隔でおおよその目星をつける。
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手順2
検知器先端のマグネットを使用しビス・ネジを使用している場所を探す。
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手順3
マグネットの反応があった部分にマスキングテープで目印をつける。
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手順4
マグネットが反応した部分を中心として上下左右に針を刺しこみ、どこまで下地があるかを確認する。
下地がある場合少し刺しこんだ状態で抵抗があります。
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下地がない場合根元まで刺しこめてしまいます。
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手順5
下地の境界線を再度マスキングテープで目印をつける。
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これで下地探しは完了です。

ちなみに検知器を刺した後の壁の穴の写真がこちら。
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赤丸枠内の黒い点が検知器での穴です。
画鋲を刺した穴より小さく、私は気になるような穴の大きさではありませんでした。

感想

センサー式より針刺し式の方が実際に手で確かめられるので安心感があると思います。
なにより安価ですしね。(^^;)

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