感動秘話!3.11東日本大震災 愛する妻を見つけるまでは潜り続ける〜妻が帰りたいと言ったから〜
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3月11日 東日本大震災 発生
「大丈夫?帰りたい・・・」
妻から送られた最後のメールだった。
3月11日に起こった東日本大震災。
高松康雄さん(57)の妻・祐子さん(47)は派遣社員として七十七銀行女川支店に勤務していた。震災直後、支店長の指示で銀行の屋上に避難し大津波に飲み込まれてしまったのである。この銀行では12人が死亡・行方不明になったが、その内の一人が自分の妻だった高松さん。
震災直後から妻を捜し続け、休日には他の銀行員が発見された場所に通い続けた。しかし、3年が経とうとしている現在も努力虚しく妻は発見されていない。
そんな中、宮城海上保安部の潜水士らによる捜索活動が続いていた。その捜索を見守る中高松さんの心には一つの思いが浮かんだという。
「人任せではなく自分で海に潜って捜したい」
そう思った高松さんは高齢でありながらダイビング教室の門を叩き資格を取得する決心を決めたそうである。資格を取得後、ガレキ撤去ボランティアに参加しながらの技術の向上を目指していた。愛する我が子2人も、父の姿を見て「心配だけど応援したい」と話している。
3年が経とうとしている現在、潜水技術を習得し国家潜水士の資格をようやく取得。今年の夏からは潜水し捜索活動をする事ができるようになった。3年越しの資格取得。そこまで高松さんを動かした理由が妻のメールだったと言う。
「大丈夫?帰りたい・・・。」
愛する妻からの最後のメールとなり、現在も連絡は取れていない。
「何としても捜し出し家に連れて帰ってあげたい」
「生死に関わらず妻を迎えにいきたい。帰りたいと言ったから・・・」
高松さんは今もなお残された家族を支えながら妻を捜し続ける。
高松さんの真実の愛。妻が見つかる事を切に願っています。