浅田真央 引退表明(女子フィギュア)!?~昨年から語っていたインタビューでのソチ集大成~
2013年4月14日浅田真央選手、記者会見でソチ五輪での引退を表明したのは有名で新聞各紙も賑わした。昨年「来季が集大成」と区切りをつけた浅田真央選手は、その区切りの理由を「理由はひとつではない」と語っていた。
浅田真央選手が高校生の時、「たぶんバンクーバーの、次のオリンピックまでは続けると思うんですよ」と述べており、かなり前からソチオリンピックでの区切りを意識していたようです。あくまでも自分の年齢と大会を結びつけた将来像で、ソチオリンピック時に23歳になる自分とフィギュアスケーターとしての標準的な引退年齢を見比べた話ではないだろうか。
「スケートの他にも、いろいろやりたいことがあるんですよ。普通に子どももほしいし、結婚もしたいと思う。のんびり料理屋さんやカフェとかも、開いてみたいな。夢はいろいろありますねえ」と当たり前のような女子の願望を話すこともあった浅田選手は、「ソチで引退ということでよろしいでしょうか?」という問いに対し、「今はそのつもりです」と昨年は答えていた。性格が良すぎるが故の国内からの注目とその人望。マスコミからの注目などに苦労しており、普通に生活がしたいというのも本音ではないだろうか。
そんな中の今回のソチオリンピック。浅田の言う「集大成」を見られると、国中が期待をして見守っていた。ショートプログラムでは転倒をしてしまい、まさかの結果に終わった浅田選手。絶望的な点数となってしまったワケだが、この時に浅田選手は「自分にはフィギュアは向いてないんじゃないか?」と思っていたようです。しかし翌日のフリープログラム。自己ベストを叩き出し、世界中に感動を与える演技となった。この二日で天国と地獄を味わった浅田選手はソチオリンピックを通じ「最大の苦しみと最高の喜びを味わった」と話している。記録よりも記憶を残した浅田選手だが、引退しないで欲しいという世論の声が聞こえてきそうなくらい日本国内は盛り上がっている。
そこで気になる引退についてのインタビューだが
「ハーフハーフで悩んでいます」
という回答だった。
インターネットの意見でも
「まだまだやれるんじゃないか?」
「もう十分。そっとしといてあげたほうがいいよ」
など二つに分かれる意見がぶつかっている。まだまだ浅田真央選手に魅了されたい人と、浅田真央選手の一人の女性としての未来に気を使う人、様々である。
しかし、割れた意見の中でもみんなが同じ思いが一つだけある。それは誰からも愛されているということ。誰からも好印象を持たれ愛される選手って浅田選手以外に未だかつていただろうか?この皆の思いが浅田選手の人間性を評価したものだと思う。
今後、選手としてもう一つ頑張るのか、一人の女性として頑張るのかもの凄く注目を浴びるだろう。ただ、そのプレッシャーや重圧に押しつぶされることなく、「自分の人生」を振り返った上で自分で方向性を決めてもらえる環境づくりが、浅田選手の演技に対する国民からの恩返しなのではないだろうか?