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キングギドラの日常

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ここが変だよモデル校!~中学校モデル校の教育実態がヒドイ~

先日、とあるモデル中学校の教員と話す機会があった。モデル校といえば、他の学校のお手本になるような理想的な学校というわけだが、その中身を詳しく聞くとひどい内容になっていた。
ゆとり教育や、常識のない若者などと騒がれている昨今、教育現場で何が行われ、何がモデルとなっているかを書いてみたいと思う。
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廊下ルール

学校に登校し、下駄箱に靴を入れ教室に向かうまでの風景を想像して欲しい。先輩や後輩、教員とすれ違い、挨拶を交わす在り来りな日常風景が浮かぶのではないでしょうか?
しかし、モデル校と言われている学校では一つのルールが存在するという。そのルールがあまりにもヒドすぎる内容だった。

教室に行くまではこの順路しか通ってはいけません。

こんな風に、生徒玄関から教室まで向かう順路が決められているのです。しかも、この順路は学年ごとに別の道を通るように設定されており、先輩や後輩と出会うことがないように設定されているのです。これ以外にも、授業で使う教室から体育館までの順路、理科室までの順路、図書室までの順路と全て決められルール化されているのです。子供たちは、これを当たり前のように守り、それを破ったものはルールを守らなかったものとして扱われるようなのです。
交通ルールのような廊下ルール。このルールが出来上がった理由は、先輩・後輩と会いトラブルを起こさないようにするためと聞きました。
何とも腑に落ちないルールではないでしょうか?

早く帰れルール

卒業式の日、ある子供に

「部活でお世話になった先輩に胴上げでもしてあげたら?」

と聞いてみた。なんという言葉が返ってきたか想像できますでしょうか?

「卒業式が終わったら先輩が出てくる前に必ず帰りなさいって言われてるから無理」

という言葉が返ってきました。この言葉を聞いて筆者は衝撃を受けたのを覚えています。
昔のように「第二ボタンをもらう」や「最後に色紙を」などの風習はもう見られないのです。これもまた先輩と後輩が出会わないように設定されたルールです。本当に腑に落ちません。
後輩は卒業する先輩にお礼を言い、それを聞いた卒業生は今までの思い出を振り返り、激励の言葉を後輩に託す。こんな場面がなぜ設けられないルールになっているのでしょうか?

クラスメイトで遊ぶのは禁止ルール

1年が終わり次は2年生になる際にクラス替えというものが存在します。これは、クラスの成績などを少しでも均等にするために設けられている事柄です。子供たちにとったら、1年間一緒に勉強をした大切な友達です。だからこそ、2年生になる前にみんなで遊びたい!要するに思い出作りをしたいということです。
ここでモデル校から出されたルールは
「多人数のクラスメイトで遊ぶのは禁止」
というルールです。なんでもルールルールいって、子供たちの行動を制限するものです。情緒的な感情は無視されたルールということを理解しているのか本当に疑問に思います。

まとめ

これまでいろいろなルールを書きましたが、他府県から学校見学に頻繁に来ているモデル学校に事実存在するルールです。どれも
「起こり得る問題を予め回避してしまうルール」
であって、身に降りかかったトラブルを回避する能力を高めるものではありません。トラブルが起こらないようにルール設定をするのだから、トラブルが起こるはずもなく、順当に物事は進んでいくでしょう。だからこそモデル校と言われるのです。上辺だけ見れば何も問題がないですから。
ただここで一つの疑問が浮かびます。
「それが子供たちに有益な教育になっているのか?」
ということです。社会に出たら、問題をおこなさない力も重要ですが、大切なのは問題やトラブルが起こったときにどう動けるかという力ではないでしょうか?想定の範囲外の事柄が起こったときに個人の能力が発揮されると思うのです。
その他にも「ルール設定をしそれを守る」ということは生きている限り必要なことですが、あまりにも細かいルール設定をされることで、毎回ルールがないと進んでいけない状況が生まれるのではないでしょうか?また中学校や高校では教育の一つに、縦社会を学ぶ場所である。先輩には先輩らしさを教え、後輩には後輩らしさを教える。荒れた生徒がいいというわけではないですが、先輩の中には怖い先輩や優しい先輩がいたもので、その中で先輩への配慮や先輩を立てる能力を身につけたのではないでしょうか?その機会を奪う教育ルールで何を得ることができるのでしょうか?そこで学んだ能力が、社会に出てからの縦社会につながり、上司のいうことを聞いたり、また上司になった暁には上司らしさを習得するものだとおもうのです。
このように、現在のモデル校といわれる学校では、一人の社会人への一歩を踏み出す教育ではなく、問題なく3年間を経過させる教育現場になっています。モンスターペアレントといわれる人がいる中で、教育現場も教師も大変な昨今ですが、是非子供たちの将来を考えた教育をして欲しいものです。それが出来てこそのモデル校だと思う。



※あくまでも一個人としての見解であり、対象も1校です。ここに書かれたことがすべてのモデル校には当てはまらない可能性もあります。

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