【NHKあさイチ】子どものお金教育の現状~教育されているお金にまつわる話が紹介~
あさイチで子供のお金教育についての特集があった。
お金の授業をリアルなシーンで子供たちに学ばせ、計画性を持たせるようにする授業をしている学校があるという。
回田小学校
お金の授業を行っており中学校の進学費用をテーマに、進学時に必要なお金を子どもに計算させる。男子の進学時に必要な経費11万円という金額が計算されるが、子どもにはリアル感がなく、どの程度のお金なのかわからない。そこで給料を30万円と設定し、その中から毎月の必要経費を取り出させる。
食費55000円
家賃80000円
光熱費21000円
など毎月必要なお金をサンプルの紙幣で出させ、やりくりが大変なことを実際に学ばせている。
子供たちの反応は?
「こんなに必要だとは思わなかった」
「1万円も使えない」
「貯めたお金でやりくりしてもらっているので有難い」
「部活などもやらせてもらうので、行動で返したい」
学校の先生は?
子供たちもこの授業を楽しみにしている。身近に考えられることで、先の未来で変化が見られるようになればいいと思っている。
各家庭ではどんなことにお金がかかっている?
- 貯金
- 学資保険
- 衣服代
- スポーツの交際費
などなど様々な分野でかかっていることも子どもに家庭学習として取り入れているのだという。
子供もお金がかかる時代
カードゲーム、お菓子購入もコンビニ・・
電子マネーを持たせている家庭もあっておごりあっている現状もあるのだという。
お金のあるなしで仲間はずれが起こる時代だと家庭では問題になっているが、それに「昔もゲームセンターにいった。時代が変わっても子どもは変わっていない。親の心配が子供の行動に影響を与えているのでは?」とイノッチはコメントした。
小遣い制の家庭はどのくらいある?
1年生24.6%
2年生39.4%
3年生41.7%
4年生53.4%
5年生57.3%
6年生65.6%
専門家は?
年額のお小遣いは1ヶ月に割り算が大変。小さい頃は月額で計算する方が使いやすく計画も立てやすいので、毎月お小遣いがよい。
計画の立て方
- 普段買いたいものを考える
- 子どもの予算を見て親も意見する
- 双方で意見交換する
だそうです。
管理方法のすすめ
管理箱をつくり管理する。100均で売っているような透明の箱を用意し、仕切りごとに必要なお金を入れておく。全額を仕分けするという方法。
これは箱の代用で封筒を使って仕分けしておくのも便利。月末には余ったお金を銀行に入金する。こうやって毎月リセットしながら使っていくのである。
FAXで子どもの意見
- 子どもは頑張ってお小遣いのやりくりをしているのに、お父さんは小遣いがなくなったら追加してもらっているのがズルい。
- お父さんが前借りするのがズルい
というお父さんには耳の痛い意見も寄せられている。