玄関アプローチ階段をセルフリノベーションする方法
玄関までの外階段の入口を広くするため
コンクリートの壁と最下段の階段の一部を壊して
モルタルで整えてみました。
業者に頼むと数十万ですが、友人の協力で数万円で済みました。
では、手順や費用など紹介していきます。
必要道具
・グラインダー
コンクリートの粉塵を吸わないように高機能の物を選びます。
・保護メガネ
鉄筋を切る際の火花やコンクリートの破片から保護するため。
・土嚢袋
コンクリートを破棄用。
・こて
・バケツ
・インスタントモルタル
工具は友人から借りたので、かなり安く済みました。
しかし、工具から用意する場合は5万~10万円ほど必要になってしまいます。
作業前の注意点
電動ハンマーやグラインダーを使う際は騒音や粉塵が舞うので、近隣の人にご迷惑かけることを説明しといた方が良いです。
また、水をかけながら作業することで粉塵を予防しましょう。
手順1
コンクリート壁をはつる
このコンクリート壁を電動ハンマーではつって撤去していきます。
はつり初体験で色々試行錯誤しましたが、一番楽だった方法が
1.グラインダーで切れ目を入れる
2.電動ハンマーで切れ目に沿ってはつる
ここまでに3日かかりました。
手順2
鉄筋をグラインダーで切断
1.コンクリートの中には鉄筋が入っているのでグラインダーで切断します。
鉄筋を切る際は火花が散るので必ず保護メガネをします。また、近くに燃えやすいものは置かないように注意しましょう。
2.鉄筋の切れ端は鋭利で切れやすくなってるのでグラインダーで研磨します。
手順3
階段をはつる
最下段の階段を斜めにはつって撤去していきます。
1.グラインダーで切れ目を入れる
残したい部分のタイルが割れないように、まずグラインダーでカットします
2.電動ハンマーで階段をはつる
配管が出てきました。
割れなくて良かった(+o+)
はつった後にモルタルで補正するので地面より5cm~10cmほど深くはつっていきます。
注意点
地面には配管が通っていることがあるので、配管に穴を開けないように慎重に作業をすすめましょう。
うっかり配管に穴をあけたりすると、業者に修理を依頼して結局費用が高くついてしまう事にもなりかねません。
建築時の設計図を見て、配管が通ってないと思っていても、家の設計図に書いてある配管とは違う場所に配管が通っていることはざらにあるそうです。
手順6
階段側面をモルタルを塗る
1.こてで最初はざっくりと塗っていき、最後に綺麗に整えていきます。
こては仕上げ用の薄いものが塗りやすいです。
2.はみ出したモルタルを綺麗にふき取る
3.表面を少し濡らしたスポンジで軽く表面をなぞる
モルタル表面がつるつるだとこてむらが目立つので、少しざらつかせるために仕上げにスポンジを使います。
4.レゴブロックで文字を入れる
遊び心で子供のレゴブロックを使ってwelcomeと埋め込んでみました。
手順7
地面をモルタルで埋める
1.水が溜まらないように階段側が少し高く、道路側が低いように勾配をつけていきます
2.仕上げに水に濡らしたほうきで刷毛引きをする
刷毛引きすることで滑りにくくなり、こてむらが目立たなくなります。
3.子供とにゃんこの手形を付ける
またまた、遊び心で子供の手方と愛猫の手方を付けてみました。
ここらへんがDIYの楽しみですよね。
完成
乾燥させて完成です。
階段横に駐車するとすごく入りにくかったアプローチ階段が、ノンストレスで階段にアプローチできます。(≧▽≦)
配管業や元土方の友人に協力してもらったので、結局費用はマスク等の備品とモルタル代と廃棄物の費用のみで2万円ほどで出来てしまいました。
友人には本当に感謝です。