盲導犬オスカーが刺される~何があっても吠えてはならない盲導犬の結末~
今回の事件に巻き込まれたのはオスカーという9歳のラブラドールレトリバーの盲導犬。
盲導犬は何があっても吠えないように訓練されており、視力を失ったパートナーにとっては体の一部といってもいいほどの訓練犬。その盲導犬が今回被害にあった。
なんとオスカーはパートナーを誘導中に何者かにフォークのようなもので刺され深さ1センチ計4か所の傷を負い、背中は血まみれになった。しかし何があっても吠えないように訓練されている盲導犬は吠えることが出来なかった・・・。痛みに耐え吠えることもないオスカー。オスカーの心を考えると
何とも許しがたい思いである。
それと同時に、出勤するまでオスカーの状況に気付いてあげれなかったパートナーも心に傷を負い
「気付いてあげられなかった・・・」
と涙を流したそうである。
事件があったのはJR浦和駅から職場に向かうまでの間。
無抵抗な人間と、その人のために目となって従順に動く盲導犬。何のための犯行なのか?
なんのために傷つけるのか。
こんなことができる人間は生きる価値もないと思うのは筆者だけだろうか・・・
ボランティア精神を持てというのではない。ただ一生懸命に生きている人間と、その人を助ける無垢な動物を傷つけたり邪魔をする権利は誰にもない。
早く犯人が捕まってほしい・・・
画像引用先
http://grapee.jp/13366