キングギドラの日常

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救急隊員が死亡確認した不審死体が警察現場検証中に蘇る?!~京都市救急隊員の誤認~

2月14日午後11時5分頃に一般男性から「同じマンションの女性が部屋の中で倒れている」と京都市下京区消防署に119番通報があった。

救急隊員が現場に駆けつけマンションの一室で倒れていた女性を、死亡と判断して引き揚げ警察に引渡した後、警察鑑識が活動中にこの女性が蘇ったという!この女性は現在も入院中で命に別状はないらしい。

 

人の命は常識的に考えれば蘇るはずもない。ではなぜこのような事件が起こったのかというと・・・

救急隊員が洗面所で倒れていた70代女性の呼吸や意識、脈、硬直を約30分もかけて確認し死亡と誤判断したというあってはならない事象だったのだ。そのため現場を壊すことなく警察に通報し鑑識作業に移行したわけです。警察からしたら本気で恐ろしい事象になったのではないかと思います。まさにゾンビ映画のようですから。

この誤認を受け、消防局は「新聞が1週間分ほど溜まっていたので先入観があった」「生存確認は行った」と説明している。

しかし、この説明を聞いて思うのですが、「生存確認は行った」と言われても、それは救急隊員の職務として当たり前の行動であって、むしろ生存確認を30分もかけて慎重に行っているのに、生存していることに気付けない能力の低さを公言しているだけではないかと。そして何より、「先入観をもって患者の対応に当たる」というのは医療事故を起こす有名な要因であって、それを現場で今もなお行っている体制に問題がある。市消防局は救急隊員の処分を検討していると説明したが、これも問題外。救急隊員の処分なんて一般庶民にしたらどうでもいいことであって、そんなの組織の中で勝手にやってくれと思うわけです。一般庶民が望むことは、救急隊員の教育とレベルの向上。また救急隊員が疲弊しないマンパワー作りが救急隊員の集中力の向上につながり、それが救援活動にも影響を与えると思います。

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