男性が出産の痛みを体験するとどうなるか?!実験した海外動画~父親にこういう体験をさせてみるといいと思う~
出産の痛みは男性にはわからないもの。だからこそ思いやりのない言葉を発してしまう。
陣痛は、「スイカが鼻から出てくる感じ」とか、「男性が体験すると命の危険もある」とよく言われています。だが、その痛みは経験したことのある人にしか実感がわかないもの。
そんな中、オランダのサイエンス番組「Proefkonijnen」で陣痛の疑似体験の実験が行われた。
実験の詳細
腹部に低周波治療器のようなものを装着し、陣痛と同じような周期で痛みを送ります。それを2時間繰り返し疑似体験するというものです。
初産なら2時間の陣痛だけではありませんが、今回は疑似体験ということで産科医が付き添いの元、2時間だけ実験がなされたようです。
概要
最初は笑う余裕のあった男性二人。徐々にその笑いを失い、発狂しながら全身を使って痛みと格闘します。一人に至っては体験したことのない痛みに我慢できずに笑気麻酔を吸入し、リタイヤする始末。やはり男性には耐えれない痛みなのでしょうか?そのすさまじい状況の動画が見つかったので紹介します。(動画はこのページ最下部に貼ってあります)
動画を抜粋して画像で紹介
電極が腹部に貼られます
今から起こる痛みを想像できない二人
痛みが強くなってもまだ笑う余裕のある二人
段々と痛みが増し笑いが消えていく二人
一人の男性は笑気麻酔を吸入
もう一方の男性は我慢
タオルを噛んだり手を握ってもらい痛みを凌ぐ
一人脱落
何とか2時間に耐え出産体験は終了する
大の大人の男性二人が笑いを失っていく様や、もがき苦しむ様子から陣痛の凄まじさを体感しました。出産は女性の役割であることに変わりはありませんが、男性にはその苦しみすら実感できにくいもの。いままで想像でしか出来なかった痛みを体感することで、出産の大変さや母親の強さを、よりリアルに実感することができるのではないだろうか?
動画を見る限り筆者も体験したい痛みではないが、この経験を機に出産することへの女性への思いやりの心が形成されるのではないだろうか?もちろん倫理的に疑似体験を強制させることは困難だろうが、希望者には父親教室などで体験させる機会があってもいいのではないかと思う。